Color Chart:カラーチャート
「色のいろは」
色には様々な象徴や言い伝えがあります。基本の色彩語やJIS規格の物体色の色名。
で取り扱うカラーを中心に「色のイロハ」についてご案内します。
Pink Color:ピンク系
女性として魅力を高めたい!若返りの効果などなど
英名ピンクはもとは、撫子や石竹の花のこと。
撫子の花は「万葉集」にも詠まれ「源氏物語」の色の名前としても見られる伝統色です。
野生の河原撫子は日本女性の代名詞にもなっていて、大和撫子といいます。
Purple Color:パープル系
感性・直観力のアップ!紫の波長は、DNAの修復など
パープルは基本色彩語ですがもとは、ラテン語のpurpra(プルプラ)に由来する色名。
日本では千年もの昔から愛好され冠位十二階の最高位の色でも有名です。
特に濃紫は「至極色」と呼ばれ容易に使用すること許されない高貴な色でした。
Blue Color: ブルー系
洞察力を深め、冷静な判断を下しやすい!鎮静効果など
ブルーは色覚基本三原色の一つです。青は人類の理想の色としての位置付けが強く古今東西問わずブルーを表現することに人類は情熱を傾けてきたようです。
ガーターブルー、シュプリーム、ウルトラマリンなど、英国では最高職をブルーリボンで象徴します。
Green Color:グリーン系
心身にゆとりと安心を!リラックス、血行促進効果など
グリーンは日本語の新緑に形容される様に、瑞々しさや若々しさを象徴する色です。
緑は平和や安全を連想しますが、グリーンの安全神話は精神の集中を促す効果です。
古代エジプトでは目を守る呪いとしてグリーンのアイラインを引いていました。
Yellow Color:イエロー系
判断・集中力を高める!メラトニン分泌促進効果など
イエローは元の意味は「萌黄色」で緑のカテゴリーに含まれていました。
日本語の黄色の古訓は「あかし」と呼ばれ、太陽のシンボル赤のカテゴリーでした。
多くの民族は太陽のシンボルカラーは黄色。神聖な光の色も黄色で表されます。
Orange Color:オレンジ系
本能的な知恵を授け活力を表す!精神を癒す効果など
オレンジは果実名ですが、黄と赤の中間色として基本色彩語と定着したのは16世紀頃。
フランスでは黄金を連想するので金「OR」の影響でオレンジになったとの説も。
日本では「橙の実」の色で、縁起の良い色として正月飾りに使われています。
Red Color:レッド系
気分を高めて体温を上げる!フェロモンの分泌促進効果など
レッドは人の色覚で見つけることができ、色のまとまりを作り出す基本色彩語です。
日本では「紅色」「今様色」など平安時代から盛んに使われた憧れの色だったようです。
レッドの古形は「READ」となっています。
「色彩は光そのものである」 by アイザック・ニュートン (1642〜1727年)
色彩は、物理的定義では「特定の波長(振動数)を持った光」となります。
つまり「色を身につける」ということは、「光を身につける」ことと言えます。
色彩の持つ力や効果を活用することで、新しいスタイルに出会えるかも知れません。